Android Waerを使ってみる
まずは、スマート・ウォッチを買いましょう。
実機を使わないで、人に使ってもらえるアプリは作れません。購入は以下から。
Samsung Gear Live
LGも出しているけど、丸いやつが本命だと思うので、今、買うならサムスン製がいいと思う。(モトローラは相手にしないw) 日本メーカのものが欲しいなら、ソニー製のが発表されているので待ってみるのも。
買って使ってみると楽しいし、それなりに生活を変えるデバイスであると実感できると思う。
ただし、使い込んでみると、デフォルトのままだと、色々と不満が出てくると思う。
何が不満って、UIが基本的に音声であるところである。
Voice command User Interface(VUIって呼ばれるようになるのだろうか)は、Graphical User Interface(GUI)から、Command line User Interface(CUI)への退化になんだよね。音声でアプリを起動するって言うことは、現時点では、起動するためのコマンドを覚えておかなくてはいけない事を意味する。人工知能を搭載して、ちょっと間違っていても、望みのアプリが起動するなら問題ないのだけれど。
あと、大きな問題として、電車の中で「Ok, Google」とか、「Ok, glass」なんて恥ずかしくて言えない。Googleは、電車の中で、全員が「Ok, Google!」って言い出したらどうなるか、想像しなかったのだろうか。
ではなぜ、Googleが音声入力を選んだかっていうと、アメリカは基本的に車社会だからだ。車を運転しながら、使うには、ハンズフリーでないといけない。だから、Android Autoでも、音声入力をメインに押し出している。この方針が世界的に正しいのかどうかは分からない。少なくとも日本では間違いだ。(田舎は車社会だと言うけど、スマートデバイスなんか使わない人ばかりだから、スマートウォッチのマーケット外)
でも、使うアプリの起動の単語を正確に覚えていられないし、周りに人がいない状態ばかりではない。なので、ランチャー・アプリを使うことから、カスタマイズが始まる。
Wear Mini Launcher
これで、電車の中でも、静かにいい子にしてられる(苦笑)。
他に、何かいいアプリはないかなって思ったら、
Android Wearに絶対入れたいアプリ10 システム系編
Android Wearに入れておきたいアプリ10 ツール編
を見るのがいいだろう。(2014/09/07 現在)
Gear Liveの時計のデザインは綺麗なんだけど、別のものに変えたくなってくる。そこで、
Android Wearの無料時計アプリをすべて並べてみた
なんかで探してみる。
そうやって、カスタマイズしているうちに、Google Playで検索してみるようになる。
・特集
・ヘルス&フィットネス
・トラベル&地域
・ソーシャル
・ツール
・コミュニケーション
・生産性向上
・さらに
でも、探しても似たようなアプリばっかりで、自分の問題を解決してくれるアプリは見つからない。
そう感じたら、自分でアプリを作ろう。それは、世界にただ一つのアプリで、あなたと同じ問題を抱えている人にとっては役に立つアプリで、世界をよりよい方向へ変えるアプリになるだろう。
アプリの開発の準備
まずは、Androidアプリの開発者の本家のサイトを見ないことには始まらない。
Android Developers Android Wear
英語に、躊躇しない人なら、ここを一通り見るだけで十分だろう。
以下、英語の苦手な人へ
開発環境の構築方法
@ITでの記事を見ながら構築していくのがいいだろう。
ウェアラブル端末用Android Wearアプリ開発の基礎知識 (1/4)
開発の参考サイト
開発環境の構築はできたら、アプリ開発といきたい所だが、何を見て開発するかが、問題。
ひとまず、日本人のAndroidアプリ開発者でこの人を知らなかったらモグリのサイトから。
Android Wear アプリ開発 その1
Android Wear アプリ開発 その2
Android Wear: The developer's perspective
Android Wear : ambient 時は onMeasure() や onLayout() は呼ばれない。
Android Wear のデザイン関係のセッション
Samsung Gear Live と LG G Watch のセンサーリスト
と、見てみたけど、Androidアプリの開発が出来る事が前提になっているなあ。最近、yanzmさんの翻訳量が落ちてきているんだよなあ。
という訳で、他の頑張っている人を紹介。
まず、デザイン(設計って意味ですね)について
Android Wearのためのデザイン 目次
この辺を見て、どんな機能を持たせるか、どんな画面構成にするかをまずは考えるとよい。
アプリの設計ができたら、実装をする。
ウェアラブル向けアプリを作る 目次
を参考にしながら、実装するのがいいだろう。
Android Wearは、「kenji matsuoka」にお世話になるのかな。